トヨタ:中国で新たな販促、「プリウス」をタクシーで“試乗”

2015年4月21日 08:38


*08:38JST トヨタ:中国で新たな販促、「プリウス」をタクシーで“試乗”
トヨタ自<7203>と中国第一汽車集団の中国合弁である一汽豊田汽車がハイブリッド車「プリウス」のマーケティングを強化する。ハイヤー配車サービスを手がける易到用車との間で事業提携協定をこのほど締結。タクシー車両として、自社生産の「プリウス」を易到用車に提供することで合意した。手始めとして約100台を納入。タクシー利用者に“試乗”体験の場を与える販売戦略の一環だ。騰訊網が20日付で伝えた。
一汽豊田汽車の姜君介・総経理によれば、100台のうち30台を一般タクシー向け、70台をミドル-ハイエンドのビジネスマン向けハイヤー向けに投入する。「1台当たり年間で4000人に“試乗”の機会を与えられる」と試算。合計で年間40万人に「プリウス」の省エネ性能を体験してもらう場を提供できる——と期待している。
将来的には、一汽豊田汽車で生産する別のハイブリッドモデルを納入することも視野に入れるという。
易到用車は、中国で初めてタクシーのオンライン予約サービスを始めたネット会社。北京東方車雲信息技術有限公司に属し、2010年5月に設立。本部を北京に置く。

【亜州IR】《ZN》

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