2014年度の白物家電出荷、3年ぶりのマイナスに―増税と天候不順で
2015年4月20日 16:58
日本電機工業会は20日、冷蔵庫やエアコンなどの白物家電の今年3月度と2014年度の国内出荷実績を発表した。3月の国内出荷金額は、前年同月比20.9%減の1,914億円と、6カ月連続のマイナスとなった。2014年度は、前年比22.2%減の2兆1,255億円となり、3年ぶりのマイナスとなった。
3月の国内出荷金額1,914億円の主な内訳は、ルームエアコンが前年同月比28.3%減の552億円と、11カ月連続のマイナス、電気冷蔵庫が同32.6%増の360億円、電気洗濯機が同25.6%減の275億円だった。
2014年度が3年ぶりのマイナスとなった要因は、消費税増税による反動と夏の天候不順の影響によるものとしている。(記事:町田光・記事一覧を見る)