政治から読み解く【経済と日本株】:長島昭久氏「TPP交渉、一気に妥結まで持って行くべし」

2015年4月20日 14:34


*14:35JST 政治から読み解く【経済と日本株】:長島昭久氏「TPP交渉、一気に妥結まで持って行くべし」
衆議院議員の長島昭久氏が「米議会、TPP妥結へ通商法案提出 大統領に権限一任」という記事に対して「ようやく動き出した。TPP交渉がここまで停滞したのはオバマ大統領の米議会対策の緩慢さによるというのは衆目の一致するところ。一気に妥結まで持って行くべし。」とツイートしている(17日付け)。

甘利明経済財政・再生大臣と米通商代表部フロマン代表は、19日、都内でTPP交渉をめぐる協議を開始した。最大の懸案として残るコメや自動車について、閣僚間による直接の話し合いで進展を目指すとのこと。今回の会合は本日20日までとなっている。

日米両政府は今回の閣僚協議で懸案解決に一定のメドをつけて、28日に開催される日米首脳会談につなげることを目指しているとのこと。米国としては、今回のTPP交渉は中国が主導するアジアインフラ投資銀行への牽制の意味合いもあろう。日米間での協議が進展すれば、足元停滞している参加12カ国の全体間の交渉が一気に進む可能性も。《MT》

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