日産、上海ショーで中国の若者向け新型車「ラニア」を初公開

2015年4月20日 12:43

 日産自動車は20日、上海モーターショーで、「Lannia(ラニア)」と「ムラーノ ハイブリッド」の新型2車種を世界初公開すると同時に、NISMOブランドから、「GT-R NISMO」、 「370Z NISMO」の2車種も中国で初披露した。

 同社によると、「ラニア」は、中国の若者世代が求める斬新で際立ったパーソナリティを表現した。エネルギーに溢れ、流行を創りだす20代から30代の若者向けにデザイン・開発された日産初となるモデルである。

 2013年に発表した「Friend-ME(フレンド・ミー)コンセプト」や、2014年発表の「ラニアコンセプト」から進化させ、北京におけるデザインセンターである「日産デザインチャイナ」の若手中国人デザイナーが中心となってデザイン開発を行うと同時に、日本の日産グローバルデザインセンターのグローバルでの経験と能力を活用し、同車のデザインを完成させた。ラニアは、中国で今秋発売予定である。

 また、日産のフラッグシップSUVである「ムラーノハイブリッド」を投入することで、中国でのSUVラインアップ拡充を強化するもの。「ムラーノ」は、エネルギーあふれるスタイリングと大胆でエキサイティングな外観デザインに加え、高級感ある、刺激的で広々としたインテリアを特徴としている。

 「ムラーノハイブリッド」はハイブリッドシステムを搭載することで、V6-3.5リッターエンジンと同等の力強い走行性能と、2.0リッターエンジン並みの燃費となっている。新型「ムラーノ ハイブリッド」は中国で今夏発売予定である。

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