米TSAの男性職員、気に入った男性乗客の股間を触るためボディースキャナーを操作

2015年4月19日 19:14

米国・デンバー国際空港でセキュリティーチェックを担当する運輸保安庁(TSA)の男性職員が、魅力的な男性乗客の股間に触るため、ボディースキャナーが異常を検知するよう同僚に操作させていたそうだ(CBS Denverの記事本家/.)。

この男性職員は魅力的だと感じる男性の乗客がセキュリティーチェックエリアに来ると、同僚の女性職員に合図を出してボディスキャナーのスキャン対象を女性用に切り替えさせていたという。女性用の設定で男性をスキャンすると股間に異常が検出されるため、パットダウンによる検査が必要となり、男性職員は男性乗客の股間に触ることができる。この件については昨年11月に別のTSA職員から匿名で報告されていたが、実際に対応が行われるまでに3か月近くかかっており、同様のことが10回以上繰り返されたとみられるという。2月9日にTSAの上司が2名による不正な操作を確認、2名とも解雇されることになったとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | アメリカ合衆国 | 政府 | 交通 | プライバシ

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