NY金:反発で1203.10ドル、ギリシャ懸念、米CPI上昇で買い優勢

2015年4月18日 08:44


*08:44JST NY金:反発で1203.10ドル、ギリシャ懸念、米CPI上昇で買い優勢

NY金は反発(COMEX金6月限終値:1203.10 ↑5.10)。1207.30ドルを高値に、いったん1200.50ドルまで下落した。ギリシャの金融支援交渉が難航し、債務不履行やユーロ圏離脱の可能性への懸念が高まる状況に、安全資産としての金の買いが優勢になった。

また、この日発表の米国の3月消費者物価指数(CPI)が、前月比で総合(2カ月連続)、コア(3カ月連続)とも0.2%上昇。インフレが安定してきたとの見方が広がり、ヘッジとしての金の買いも出たもよう。ただ、一方で、米連邦準備理事会(FRB)が予定通り年内利上げに踏み切るとの観測にもつながり、金が売られた面もあったとみられる。《KO》

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