GitHub上で公開されていた流出したWindows NT4のソースコード、削除される

2015年4月16日 16:44

StandardIO 曰く、  Softpediaによると、11年前に流出し、GitHubで公開されていたWindows NT 4.0の一部のソースコードが、削除されたという。

 このソースコードが流出したのは2004年の2月で、この時Microsoftはこの事件は社内ネットワークの問題でもセキュリティの欠陥でもないと証言していた。その後MicrosoftはFBIと協力し、ソースコードを公開していたサイトへのリンク取り下げ請求や、流出させたとおぼしき人物の捜査を行っていた。だが、この十年もの間、MicrosoftはWindowsのソースコードをホスティングしているWebサイトに苦情を申し立てるようなことはしてこなかったようだ。

 もともと流出したコードにはさほどセキュリティ的に問題になるようなものはあまりなかったそうだが、IEの脆弱性が見つかったりしている手前、サポートの終了したXPのユーザなどは今回のニュースで安堵しているのではないだろうか。

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