ソフトバンク、印通販大手スナップディールに追加出資か=現地メディア
2015年4月16日 09:30
*09:30JST ソフトバンク、印通販大手スナップディールに追加出資か=現地メディア
ソフトバンク<9984>がインド通販大手Snapdeal(スナップディール)に追加出資する可能性が高まっている。インド紙「Business Standard」はきょう16日、中国IT大手アリババがSnapdealへの出資計画が白紙に戻ったため、ソフトバンクからの出資観測が再び浮上したと報じた。
また、Snapdeal側もソフトバンクの追加出資に歓迎する意向を示していると報じられた。ソフトバンクは現在、すでにSnapdealの筆頭株主(30%出資)となっている。
Snapdealのライバルであるインド最大ECサイト「Flipkart」は昨年計20億米ドルの資金を新たに調達した。今回の増資計画がライバルを意識した動きだとみられている。
Snapdealは計6億米ドルを新たに調達する計画で、資金は企業買収や研究開発センターなどに投入される見通しだ。Snapdealは今月上旬、通信トランザクションのプラットフォームを運営するFreecharge(フリーチャージ)を買収したばかりで、年内に2社を新たに買収すると報じられている。2015年のSnapdealとFlipkartの売上目標は、それぞれ90億-100億米ドル、80億米ドルに設定されている。《ZN》