(中国)プライベートジェット数は2ケタ増、世界大手が相次いで中国進出

2015年4月15日 08:35


*08:35JST (中国)プライベートジェット数は2ケタ増、世界大手が相次いで中国進出
プライベートジェット市場が拡大期を迎えている。2015年3月末時点の機体数は中国全体で252機。前年同期比で11%増えた。プライベートジェットの運航を手がける企業は47社。うち14社が北京に本拠を構えている。広東省、上海にも多いという。中国政府系メディアが13日付で伝えた。
成長するプライベートジェット市場の取り込みを目指し、世界の航空機メーカー10社が中国に進出。販売数の上位は、ガルフストリーム、ホーカー・ビーチクラフト、ボンバルディア、セスナ、ダッソーとなっている。うち上位2社の中国市場シェアは、それぞれガルフストリームで34.92%、ホーカー・ビーチクラフトで15.48%。両社だけで過半を占めた。
大都市の各空港でプライベートジェットの利用が活発化している。上海の空港では、14年通年で離着陸が4762回を数えた。これは全国の約4分の1に相当するという。虹橋空港のプライベートジェット向けインフラ建設2期は、17年に完工する予定だ。浦東空港でも、関連施設の整備が検討されている。

【亜州IR】《ZN》

関連記事

最新記事