ロート製薬の株主の個人情報338名分が流出の疑い

2015年4月9日 16:37

■株主に投資勧誘のメールがあり情報漏えいの可能性が発覚

 ロート製薬<4527>(東1)は9日、同社の株主専用メルマガ配信サービス「株主倶楽部」に登録された株主の個人情報が漏えいした疑いがあり、現在調査を進めていると発表した。それでも株価は1719円(38円高)で終わり堅調だった。

 漏えいした疑いのある個人情報は、338名分の株主番号、氏名、住所、性別、生年月日、メールアドレス、電話番号。同社は株主への情報発信の充実を考慮し、昨年12月にインターネット上の株主専用メルマガ配信サービス「株主倶楽部」を開設し、運営、情報管理については、投資家向け広報(IR)支援などを行うインベスター・ネットワークス(INV、東京都港区)社に委託致していたという。

 発表によると、株主様からお電話にて「投資勧誘メール及び電話があった」との連絡があり、直ちにINV社に調査を依頼致した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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