レノボ、Skeed、ビットアイルの3社、法人向け高速データ伝送サービスの提供を発表

2015年4月9日 14:34

 レノボ、Skeed、およびビットアイルの3社は8日、高速データ伝送サービス「SilverBulletアプライアンス・サービス」の提供開始を発表した。

 エンタープライズ・システムのロケーションは、従来の国内のオンプレミス中心から、ハイブリッド・クラウド、さらにクラウドのリージョン間連携など大きな広がりを見せている。その結果、海外を含む遠距離間でのデータ伝送に対する重要性がますます増しており、より高速でセキュアな安定したネットワーク環境が求められている。

 Skeedの大容量・高速データ伝送ソフトウェア「SilverBullet」は、こうした課題に応えるソフトウェア製品として2011年にリリースされ、これまで国内外の約150社の企業において採用されている。

 今回、顧客のさらなる新しい課題を解決できるよう、クラウドコンピューティングの利点である導入スピードやリソースの柔軟性への適応力強化を目指し、デモ・検証からクラウド利用までワンストップでの提供を3社で実現する。

 レノボとSkeedは、事前に検証された高速データ伝送ソリューションとして、稼働確認済みの「高速データ伝送ソリューション Skeed SilverBullet折紙付構成」(以下、「SilverBullet折紙付構成」)を公開。そして、ビットアイルとSkeeedは、データセンターサービスやクラウドサービス利用の顧客に「SilverBullet折紙付構成」をベースとした「SilverBulletアプライアンス」を月額料金体系で提供する。

 これにより、顧客は「SilverBullet」の高速データ伝送機能をビットアイルのデータセンターサービスと組み合わせて利用でき、手間や工数を省き迅速なビジネス立ち上げが可能になる。また、ビットアイルの提供する「ビットアイルコネクト」を利用することで、主要クラウドベンダーとのプライベートネットワーク接続が可能なハイブリッド・クラウドの基盤環境を手に入れることができる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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