米大統領は新ガイドライン心待ちだと米国防長官
2015年4月9日 11:54
安倍晋三総理は8日、アメリカ合衆国のアシュトン・カーター国防長官の表敬を受け、「日米同盟の強化は間違いなく、アジア太平洋地域の平和と繁栄に資する」と同盟強化への意欲を伝えた。「安全保障上の協力、連携をさらに深めたい」とした。
安倍総理はオバマ大統領との会談や上下両院議会で演説することを楽しみにしている旨を伝えるとともに、演説では「自由と民主主義、基本的人権、法の支配といった価値を共有する日米両国が世界の平和と安定のために主導的な役割を果たしていくというメッセージを発信していきたい」と語った。
カーター国防長官は「オバマ大統領は数週間後の安倍総理の訪米を非常に楽しみにしている」と訪米を歓迎するとともにオバマ大統領が新しいガイドライン完成についても心待ちにしている旨を語った。カーター国防長官は新しいガイドラインは「日米同盟の新たなチャンスになるとともに、この地域及び世界の平和と安定に資する」とした。(編集担当:森高龍二)