トヨタ「アクア」が3年連続トップ、軽自動車の伸張目立つ―14年度の車名別新車販売

2015年4月6日 20:45

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は6日、2014年度の車名別新車販売台数を発表した。それによると、トヨタ自動車の小型ハイブリッド車「アクア」が22万8375台(前年度比12.1%減)で3年連続トップとなった。また、ダイハツの「タント」が21万4865台(同19.0%増)、ホンダの「N-BOX」が18万8922台(同16.4%減)、日産の「デイズ」が16万7489台(同19.8%増)とそれぞれ2、3、4位を占めるなど、ベスト10のうち軽自動車の伸張ぶりが目立っている。

 3月の月間乗用車販売台数では、「アクア」(トヨタ)が3万414台、次いで「プリウス」1万8605台、「フィット」(ホンダ)1万7047台、「ノート」(日産)1万3966台の順となっている。

 2014年度全体では、ベスト10のうち「アクア」以外の乗用車はホンダのフィットが16万6433台、トヨタの「プリウス」が15万4610台とそれぞれ5位、7位にランクされた。しかし、6位にはスズキの「ワゴンR」が15万6429台、8位にはダイハツの「ムーヴ」が12万5342台、10位にはダイハツの「ミラ」が12万3008台と、ベスト10のうち、7車種までを軽自動車が占めた。(記事:南条 誠・記事一覧を見る

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