昭和電工、中国での高純度アルミ箔生産設備を増強
2015年4月6日 17:16
昭和電工は6日、中国の子会社の昭和電工アルミ(南通)(SDAN社)による高純度アルミニウム箔生産設備を増強が完了し、今月から生産を開始したと発表した。
高純度アルミ箔は電気自動車やハイブリッドカーなどに利用されるアルミ電解コンデンサーの主要材料で、中国では太陽光発電のパワーコンデンショナーなど中高圧型の需要が今後見込まれるという。
現在、SDAN社では、昭和電工堺事業所で中国向けに製造した中間製品の最終加工を行っている。今回の増強により、生産能力が月間400tから600tに引き上げられるという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)