【銘柄フラッシュ】ショーケース・TVなど最近上場株が高く倉元製作所などは急伸

2015年4月1日 16:39

 1日は、江守グループホールディングス<5020>(東1)が17.0%ストップ高の急出直りとなり、日証金が1日申し込み分から貸借取引にかかる品貸料の最高料率を通常の10倍にしたため買い戻しが殺到した。東証1部の値上がり率トップ。3月16日の第3四半期決算発表で中国子会社での不適切取引を要因に特損の計上を発表したため急落していた。ユニオンツール<6278>(東1)は8.0%高となり、31日に発表の第1四半期決算と自社株買いが好感され、千代田インテグレ<6915>(東1)は6.1%高となり業績予想の増額修正が好感された。大泉製作所<6618>(東マ)は16.3%ストップ高となり、デンソー<6902>(東1)との取引を商社経由から直接取引に移行との発表などを好感する相場になった。

 倉元製作所<5216>(JQS)は6日連続ストップ高の20.3%高となり、マグネシウム電池を用いた防災照明器具などが引き続き材料視され、ジェイテック<2479>(JQS)は17.3%高となり日々公表銘柄の解除などを好感、3月初に多言語対応の飲食店向けメニューオーダーシステムなどを材料に急伸し、信用取引規制などを受けていた。

 日経平均採用銘柄が重いため最近上場した銘柄に注目が移り、3月25日に上場のシンデン・ハイテック<3131>(東マ)は12.3%高となって上場来の高値を更新し、26日に上場した日本動物高度医療センター<6039>(東マ)は21.0%高、ショーケース・TV<3909>(東マ)は15.6%高、モバイルファクトリー<3912>(東マ)は6.7%高となって高値を更新した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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