富士通、データセンターサービス事業を再編

2015年3月27日 13:25

 富士通と富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP)は27日、4月1日付けで組織統合・再編を実施すると発表した。データセンターサービス事業の効率化と運用品質の向上を目指す。

 今回、従来、富士通と富士通FIPが各々で行っていたデータセンター事業を今後はファシリティ、ネットワーク、ICT機器、インフラ運用を一つのプラットフォームとして提供するビジネスモデルに転換していく。これにより、富士通および富士通FIPは、両社で培ってきたデータセンターの運用技術・ノウハウを結集し、ICTの価値・品質を継続的に高めていく方針。

 統合・再編によって、最適なリソース配置、競争力強化に向けたコストダウンなどを図りながら、最新技術を取り入れたサービスインフラ基盤の刷新、投資の最適化、サービス品質の向上、ユーザー対応スピードアップによる満足度向上を目指す。

 具体的には、データセンターサービス事業で、富士通、富士通FIPがそれぞれで行っていたサービスデリバリー機能、サービスとツール開発機能を富士通FIPに統合し、ファシリティの計画と管理機能を富士通に統合する。

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