みずほ銀行、オーストラリア貿易促進庁と業務協力 日系企業の投資促進

2015年3月25日 09:40

 みずほ銀行は24日、オーストラリア貿易促進庁(AustralianTrade Commission、Austrade)との間で業務協力協定を締結したと発表した。

 Austrade は、オーストラリアからの輸出、同国への直接投資、留学研修などの促進を担うオーストラリア連邦政府機関。世界48カ国の82カ所に事務所を展開し、日本国内にも4つの事務所と約50名の商務官を抱えている。

 オーストラリアは資源エネルギー国、農業・酪農国としての強みを背景に、経済成長を続けている。近年では同国の農産物を原材料とする食品加工や、医療部門における臨床試験などの研究開発のほか、小売・外食等のサービス産業の分野においても注目を集めていることから、日系企業からの関心も高まっている。みずほ銀行では、民間での投資促進に向けた取り組みを活発化しようと、Austrade との業務協力協定の締結にいたった。

 今後はAustrade が持つ豊富な情報を活用しながら、①オーストラリアへの直接投資に関する定期的な情報交換の実施、②Webなどの情報提供ツールを活用した投資環境関連情報の発信機能の拡充、③Austrade と連携したセミナーやワークショップなどの開催――などに取り組んでいく方針だ。

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