アクサ生命と日本生命が業務提携 共同開発の医療保険を販売

2015年3月23日 13:43

 アクサ生命保険と日本生命保険相互会社は20日、業務提携すると発表した。両社の共同開発商品を日本生命が販売するほか、日本生命がアクサ生命に1%出資する。

 発表によると、両社はこれまで様々な場面で交流・意見交換などを行い、信頼関係を構築してきた。今回の業務提携および出資受け入れは、両社の協力関係をより深め、長期にわたり有益なパートナーシップを構築していくことを主な目的として合意したものという。

 両社は、引受保険会社をアクサ生命とする限定告知型終身医療保険の新商品「メディ・アン(Medi-AxN)」(正式名称:限定告知・無解約払戻金型終身医療保険 14)を共同開発した。この商品は、日本生命の営業職員(ニッセイトータルパートナー)をはじめとしたフェイス・トゥ・フェイスチャネルを通じて販売される。

 また、アクサ生命がこれまでに販売してきた限定告知型終身医療保険は、6月からニッセイ・ライフプラザで販売が開始され、8月から日本生命の全国の営業職員にも拡大される予定だ。

 さらに、アクサ生命は日本生命からの普通株式による出資を受け入れる。日本生命の出資比率は約1%で、この取引に係る手続きは3月末までに完了する予定である。

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