高齢者を24時間365日見守るクラウドサービス
2015年3月20日 11:59
ビズロボジャパンとコムツァイトは、24時間365日、高齢者の安否・健康を確認できる「見守りクラウドロボ」サービスを6月より提供開始する。価格は、初期費用0円、月額3,000円から。
同サービスは、電源不要で既存建築に簡単に取りつけられる扉の開閉センサや人感センサなどの無線センサを介し、どこにいても24時間365日リアルタイムに遠方にいる高齢者の状況を把握できるクラウドソリューション。
一般的な高齢者の孤独死対策のオンライン見守りサービスは、カメラを設置して監視するが、全ての部屋にカメラを設置することや、カメラを見なければ状況を把握できないなど問題点があった。
今回のサービスでは、センサを使うことで、いつ扉を開けたか、どの部屋にどのくらいの時間滞在しているかが、リアルタイムにわかる。リアルタイムの報告だけではなく、「24時間移動しない」「トイレから何時間も出てこない」など、利用者が気になるパターンを設定した独自の連絡通知機能を追加できる。さらに、センサに対応したユーザーインターフェースを用意し、一目で状況を把握できる。
設置が可能なセンサ類は、温度センサ、照度センサ、湿度センサ、人感センサ、扉開閉センサ、首掛け型呼出ボタン、無線電灯スイッチ、無線式電灯回路切替機がある。情報は、専用アプリ、ブラウザ、Eメール、SMS、電話、Twitter、Facebook、LINEへ連絡できる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)