政治から読み解く【経済と日本株】:東国原英夫氏「地価、都市部と地方、都市部の中でも二極化」

2015年3月19日 14:12


*14:13JST 政治から読み解く【経済と日本株】:東国原英夫氏「地価、都市部と地方、都市部の中でも二極化」
元衆議院議員の東国原英夫氏が「今日は関西テレビ「たかじん」2本分収録(21日(土)お昼12時から、28日(土)お昼12時からそれぞれOA予定)です。今回、公示地価が発表された。先日、大阪での不動産協会の講演会でも話したが、都市部と地方、都市部の中でも二極化が進んでいる。」とツイートしている。

国土交通省が18日に発表した今年の地価公示(1月1日時点)で、商業地の全国平均が7年ぶりに下落から横ばいに転じた。全国で最も高い上昇率となったのは、北陸新幹線の開通に沸く金沢駅前の商業地だが、全般的に東京都内の上昇が目立つ内容となった。

東京都の住宅地の上昇率は前年同期比1.3%、区部都心部でも同3.7%で、最も上昇した中央区でも同6.0%の上昇と猛烈な上昇は回避された格好。商業地では、東京都の上昇率が同2.9%、区部都心部で同4.8%。三菱地所<8802>が保有し、丸の内や大手町に立地する「丸の内ビルディング」「新大手町ビルヂング」が6-7%の上昇となった。中古マンションの値段も上昇する一方、地方はまだ地価の下落が続いている。オリンピック効果なども影響しているとの見方だが「地方創生」を掲げる安倍政権の舵取りが注目されよう。《MT》

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