IIJ、災害時に役立つWebメール「スペアメールオプション」を提供

2015年3月18日 15:45

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は18日、緊急時の代替利用が可能なWebメールサービス「スペアメールオプション」を3月23日より提供開始すると発表した。企業のメールシステムに必要なセキュリティ機能をクラウド型で提供する「IIJセキュアMXサービス」の機能を拡充したもの。

 災害や障害時、またメンテナンスや法定停電などでメールシステムが長時間利用できない時間帯において、一時的に利用できるWebメールサービスを提供し、メールの継続利用を可能にする。

 また、セキュアMXを通過した受信メールを容量無制限で最大14日分まで保管し、Webメール上で閲覧できるため、支障なく業務を継続することが可能となる。自社でメールシステムを運用しているユーザーのほか、Office 365やGoogle Appsなど他社メールサービスを利用している場合でも利用できる。

 さらに、サービスを利用してBCP対策を実現する場合、緊急時専用のドメイン/アカウントを用意することや既存のメールシステムを変更することなく、通常時のドメインやアカウントをそのまま利用できる。また、バックアップ用のメールシステムを自社で構築、運用する場合と比較して、設備投資と運用コストを大幅に抑えることが可能である。

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