仏独伊、英国に追随してAIIBへの合流を表明
2015年3月18日 13:15
*13:16JST 仏独伊、英国に追随してAIIBへの合流を表明
フランス外務・国際開発省は17日、英国に続き、フランスやドイツ、イタリアの3カ国政府がこの日、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーになる意向を示したと発表した。これにより、主要7カ国(G7)のうち、4カ国がAIIBの創設メンバーになる見通しだ。中国メディアがきょう18日に報じた。
中国政府系シンクタンクである中国社会科学院は、フランスやドイツなどの加入について、AIIBの透明性につながるほか、信用力の安定性にもつながると評価した。
なお、昨年10月にスタートしたAIIBの参加国はスタート当時21カ国から27カ国に拡大。AIIBは主にアジアでの輸送や通信、エネルギーなどのインフラ事業の資金を供給する役割を担う。フランスなどの参入が、AIIBの参加を阻止したい米国にとって大きな一撃になると指摘されている。《ZN》