任天堂とDeNA、スマホゲームで業務・資本提携

2015年3月18日 10:08

 任天堂とディー・エヌ・エーは17日、グローバル市場を対象にしたスマートデバイス向けゲームアプリの共同開発・運営と、多様なデバイスに対応した会員制サービスの共同開発に関する業務・資本提携について合意したと発表した。

 業務・資本提携の概要と目的は、任天堂のホームエンターテインメントの分野でのブランドとDeNAのインターネットサービスの分野でのノウハウというそれぞれの強みを融合することで、グローバル市場を対象とした新たな事業機会を創造することにある。

 提携の合意内容は、「任天堂のキャラクターを含む任天堂の知的財産を活用したスマートデバイス向け、ゲームアプリの共同開発・運営」と「多様なデバイスに対応した新しい会員制サービスの共同開発」である。

 資本提携の内容は、DeNAが保有する自己株式約1,500万株(発行済株式数の10.00%、総額約220億円)を第三者割当で任天堂に割当て、任天堂がDeNAの株式を取得する。同時に、任天堂が保有する自己株式約180万株(発行済株式数の1.24%、総額約220億円)を第三者割当の方法でDeNAに割当て、DeNAが任天堂の株式を取得する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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