住友林業、タイの梱包材・木質製品流通企業に出資
2015年3月16日 22:36
住友林業は16日、タイの梱包材製造・販売事業、木質製品流通事業会社のPAN ASIA PACKING LTD.(PAP社)に出資すると発表した。
グループの現地法人でPAP社の持ち株会社となるSF Holdings(Thailand)Co.,Ltd.(SFタイ)を設立した。PAP社はタイ南部のSriracha Chonburi Pinthong(シーラーチャー チョンブリー ピンドン) 工業地域に本社を置く企業。従業員数は約130人で、資本金は800万バーツ(約2,950万円)。出資比率は、新たに設立されるSFタイが51%で、既存の住友林業グループ会社のSumitomo Forestry (Singapore) Ltd.(SFシンガポール)が49%となる。また、新たに設立されるSFタイは、資本金200万バーツ(約740万円)。出資比率はSFシンガポール49%、現地パートナー企業3社で51%となる。
同社では、今回の出資により、タイの住宅着工数増加を背景にした木材建材事業での成長を収益基盤として確立させるとともに、事業領域のさらなる拡大を目指すとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)