千趣会、ウエディング事業のプラネットワークを買収 手薄な関西地域を強化

2015年3月12日 11:17

 千趣会は11日、ゲストハウスウエディング事業などを手掛けるプラネットワークの全株式を取得する契約を締結したと発表した。買収によって、千趣会のブライダル事業で手薄となっていた関西地域の拠点を確保する狙い。買収額は非公表。

 千趣会はブライダル事業に関して、2008年にゲストハウスウエディングを手掛けるディアーズ・ブレインを子会社化することで本格参入した。ディアーズ・ブレインを中核としたブライダル事業は、現在全国19施設へと事業を拡大し、今ではグループ売上高の約1割を占めているという。

 一方、プラネットワークは、大阪府吹田市江坂の「Mia Via(ミア ヴィア)」、同万博記念公園内の「迎賓館」という二つの施設でゲストハウスウエディング事業を手掛けており、いずれの施設とも地域内のトップ・ブランドの一つとして認知されているという。また、植竹隆政シェフ監修によるカノビアーノ・ブランドのイタリアンレストランである「CANOVIANO ANNEX」を江坂で運営している。プラネットワークは、大阪ガスの100%子会社オージーキャピタルの子会社。

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