中国:主要30都市の住宅取引低迷、2月は過去36カ月で最低
2015年3月9日 11:15
*11:15JST 中国:主要30都市の住宅取引低迷、2月は過去36カ月で最低
中国主要30都市の住宅取引が低迷している。今年2月の新築商品住宅(新築外販用住宅)の取引面積は841万平米。前月比で46.5%、前年同期比で11.3%ずつ縮小し、36カ月ぶりの最低を記録した。前月比で28都市がマイナス成長を余儀なくされたという。鄭州晩報が6日、上海易居房地産研究院の統計として伝えた。
この背景には、春節(旧正月)要因による営業日数減、市況変調に伴った購買意欲減退などがある。うち1線都市の北京、上海、広州、深センの取引面積は合計141万平米。前年同期比では1.9%増えたものの、前月比で55.3%減少した。これら4都市はそれぞれ前年同期比で93.9%増、6.9%減、23.3%増、17.6%減で推移。前月比では53.3%、48.5%、49.1%、72.0%ずつ縮小した。
【亜州IR】《ZN》