動画学習のスク―、社員研修用の法人向けプランをスタート
2015年3月9日 12:29
インターネット生放送を活用したコミュニケーション型動画学習サービス「schoo(スクー) WEB-campus」を運営するスクーは6日、法人向けのビジネスプランを導入すると発表した。階層ごとの社員研修や、専門職種のプレイヤーからマネジャーの育成、書籍購入補助などに代わる福利厚生として、企業や団体での導入を目指す。
スクーではこれまで、1本あたり約60分の授業を1,500本以上公開しており、WEB/IT業界の第一線で活躍するプロフェッショナルたちが講師を担当してきた。今回始まる「法人向けビジネスプラン」では、スクーを企業・団体単位で契約すると、「利用者」として登録されたユーザーはこれまでにスクー上で開講されてきたすべての授業動画を、PC・スマートフォン・iPadなどのマルチデバイスにおいて、回数無制限で受講することができる。
これまでに開講された1,500本以上の授業のジャンルは、WEBデザイン、プログラミングなどのIT関連コンテンツをはじめ、基本的なビジネスマナーなどの基礎ビジネススキル、新規事業開発やチームマネジメントなど、マネジャークラスのためのビジネススキル、さらにTOEICスコア取得やシチュエーション別英会話が学べるビジネス英語や、スクーがコンテンツ連携している東京大学i.schoolなど全国の大学が開講する「仕事に活きる教養」の授業などがある。
スクーでは、ほぼ毎日平均3〜4本の新規コンテンツが公開されている。常に最新の情報がアップデートされているという強みを活かし、スピード感のあるIT業界の社員教育に備える。また、今回法人利用プランを導入した企業へは、人事や教育担当などの管理者に向けて、職種ごとにお薦めの授業をキュレーションして提案するサービスもあり、企業研修の効果を追求する担当者のサポートに役立てる。
今後はWEB/IT企業を中心に、スタートアップからミドルベンチャー、また法人だけではなく、地方団体、会員制のコミュニティスペースや高校・大学などの教育機関等、幅広い業態や団体での導入を目指す。申込はオンライン上で完結することが可能。
今回発表された「schoo ビジネスライトプラン」の値段表は以下のとおり。上限20人まで追加可能:1万9,600円/月(税込み)、上限50人まで追加可能:4万7,530円/月(税込み)、上限100人まで追加可能:9万3,100円/月(税込み)。(記事:町田光・記事一覧を見る)