NEC、サーバー1台を含む24時間運用監視サービス付きパック製品を発表
2015年3月5日 05:22
NECは3日、中小規模システム向けに、サーバ1台から24時間365日の監視が可能な「Platform運用監視パック」の販売を開始した。
業務システムのネットワーク上に監視専用サーバを設置するだけで、対象機器の監視、ハードウェア障害やシステムダウンなど、重大な障害が起きた場合の障害情報連絡の受け取り、保守員の駆けつけ対応サービスを受けることが可能になる。サービス(出荷)開始は4月24日。
価格は「Platform運用監視基本パック」が81万8,000円(税抜き)から。パックには「監視専用サーバ1台」、「監視専用サーバ+1ノードの初期設定費」、「リモート監視サービス(3年間。4、5年プランもあり)」が含まれる。追加ノードがある場合は、1ノード追加ごとの初期設定費とリモート監視サービスが含まれる「Platform運用監視ノード追加パック」(税抜7万2,000円から)が必要となる。
同パックを導入すると、システムを個別に構築して専任の監視要員を設置する場合と比較して約3割のコストで運用が可能という(試算条件は、サーバ5台の監視、個別SI時の価格との比較した場合)。
また、監視サーバ構築や設定作業、通報テストといった作業は、専門のエンジニアがユーザの機器設置場所で行う。そのため、事前にユーザが行う作業を短縮でき、短期間での導入を簡単に実現できる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)