日産と兼松、米カリフォルニア州での電気自動車の実証事業に参画
2015年3月4日 16:25
日産自動車と兼松は4日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)がアメリカ・カリフォルニア州の北部都市圏で実施する電気自動車の行動範囲拡大実証事業の委託先に選定されたと発表した。
今回の実証実験は、カリフォルニア州政府との協力で、州北部の幹線道路沿いに急速充電器を設置した上で、電気自動車のドライバーを最適な急速充電器へ誘導する情報サービスシステムなどを構築。電気自動車の行動範囲拡大への有効性を実証するとしている。
委託先に選定されたことにより、日産は、急速充電器の設置及び運用、またドライバーの行動変化の分析を行うとしている。また、兼松は情報サービスを提供し、リアルタイムデータビジネスやビッグデータビジネスの検討を行うとしている。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)