三菱電機、札幌ドームに高解像度のオーロラビジョンを3面設置
2015年3月2日 23:27
三菱電機は2日、札幌ドームにプロ野球12球団本拠地球場において最高解像度(縦1,080本×横4,000本)となる大型映像装置2面(外野ライト側・レフト側)およびサブスコアボード1面(内野側 縦480本×横1,640本)の計3面のオーロラビジョンを納入したと発表した。
同製品は、制御絵素ピッチ8mmの最高画質LED方式採用によるフルハイビジョン対応。納入したオーロラビジョンは、画面総面積が従来の約2.9倍となるほか、解像度が従来の5倍の高画質を実現。外野ライト・レフト側の2面設置で、ライト側は既設設置面積比約1.6倍に更新、レフト側は新設となる。内野側のサブスコアボードは、既設の設置面積比約1.5倍の538型(縦3.84m×横13.12m)に更新される。
プロ野球の本拠地球場およびプロサッカーのホームスタジアムの映像装置では世界で初めて同社開発の黒色パッケージLEDを採用(同社従来比1.5倍のコントラスト)し、深みのある黒色や色鮮やかな映像表示を実現。水平方向75度の広視野角LEDの採用により、角度による色合いの変化を抑え視認性を向上している。
なお、同製品は、3月3日の北海道日本ハムファイターズ対読売ジャイアンツのプロ野球オープン戦から運用開始される。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)