【銘柄フラッシュ】日本ラッドなど急伸し最近上場のシリコンスタジオは高値更新

2015年2月26日 16:56

 26日は、トップ交代を発表したJFEホールディングス <5411> が3.5%高となって高値を更新したほか、国家公務員、地方公務員の年金運用機関もGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)に続いて国内株式の組み入れ割合を引き上げると伝えられ、円安関連株以外にも鹿島 <1812> や花王 <4452> 、資生堂 <4911> 、科研製薬 <4521> 、日本製紙 <3863> 、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> などが続々と昨年来の高値を更新しました。

 思惑材料株への物色も旺盛で、ネクステージ <3186> は業績のV字回復予想や投資情報会社のコメント内容が他の銘柄より濃く長いとされて14.6%ストップ高、大塚家具 <8186> (JQS)は父親である会長と社長である娘の間の辞任要求報道などを受けて株式争奪戦に発展する連想などが言われて朝からストップ高のまま27.2%高、日本ラッド <4736> (JQS)はビッグデータ解析やクラウドサービスなどの拡大が急との見方で26.3%ストップ高。

 上場間もない銘柄も活況になり、2月18日上場のファーストブラザーズ <3454> (東マ)は9.9%高となって上場来の高値を更新し、23日上場のシリコンスタジオ <3907> (東マ)は25.4%ストップ高となり上場来の高値を更新しました。当面の新規上場日程をみると、シリコンスタジオに続く新規上場が3月17日になるため、それまで上場人気が続く期待があるようです。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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