第一生命、4月人事で管理職登用の約半数を女性に 執行役員にも女性初登用

2015年2月24日 22:52

 第一生命保険は24日、4月1日付で同社初の女性執行役員が誕生すると発表した。また、他にも女性経営管理職(支配人・補佐役・部長職)への登用が26名(昨年度比1.4倍)になり、新たな管理職登用者の約半数91名(46.4%)が女性となると発表した。

 同社は、中期経営計画「Action D」の4つの基本戦略のひとつとして「ダイバーシティ」を掲げ、グローバル競争時代に相応しい人財価値の向上と、特に女性活躍推進に取り組み、2016年度に女性管理職比率を20%とすることを目標に掲げている。

 今回の発表により、4月1日時点では管理職以上の女性職員が約700名、比率は約2割(19.5%)となる見込みで、同社の女性活躍の職場風土がさらに前進する。また、4月1日付で執行役員に1名の女性が登用されることで、同社の女性役員は社外取締役1名と合わせて2名となる。

 その他の女性管理職は、担当執行役員を補佐する位置づけである補佐役に2名、部長職に11名の女性を登用する。また、同社のグループ会社(国内生保子会社)であるネオファースト生命保険株式会社においても、4月1日付で女性執行役員が1名誕生する。(記事:町田光・記事一覧を見る

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