武田薬品、トルコの製薬会社を145億円で買収
2015年2月24日 19:33
武田薬品工業は24日、同社のドイツ法人である武田GmbHを通じて、トルコの製薬会社NEUTEC İLAÇ SANAYİ VE TİCARET A.Ş(ノイテック社)の子会社のNEUTEC TOPLAM KALİTE YÖNETİMİ SANAYİ TİCARET ANONİM ŞİRKETİ(トプラムカリテ社)を買収すると発表した。買収完了は今年度第1四半期中を予定している。買収額は最大3億トルコリラ(約145億円)。
ノイテック社はトルコ・イスタンブール市に本社を置く製薬企業で、トルコ国内外にジェネリック医薬品などを供給している。買収の対象となるトプラムカリテ社は、ノイテック社の子会社として2008年に設立されている。
買収後、武田薬品は既存の消化器系・呼吸器系・代謝系・筋骨格系ポートフォリオに13品目を加えるという。なお、対象となる薬品はトプラムカリテ社がトルコ国内で製造する。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)