1月の民生用電子機器国内出荷金額は894億円 10カ月連続のマイナスに
2015年2月24日 10:45
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は19日、「2015年1月民生用電子機器国内出荷実績」を発表した。
それによると、民生用電子機器の1月国内出荷金額は前年比21.9%減の894億円と10ヶ月連続でマイナスとなった。分野別に見ると、映像機器は前年比20%減の415億円と7ヶ月連続でマイナスとなった。音声機器は同33.5%減の59億円と2ヶ月連続でマイナスとなった。カーAVC機器は同21.8%減の419億円)と9ヶ月連続でマイナスとなった。
製品別にみると、薄型テレビ計は前年比5.6%減の39万2000台となった。サイズ別は、29型以下が同33.0%増の13万7000台、30~36型が同17.6%減の11万9000台、37~49型が同13.9%減の9万8000台、50型以上が同29.8%減の3万8000台となった。また、サイズ別構成比は、29型以下が35.0%、30?36型が30.3%、37?49型が24.9%、50型以上が9.8%となった。3Dテレビは前年比47.8%減の4万台、薄型テレビ全体に占める割合は10.1%となった。インターネット動画対応は同30.7%減の14万7000台となった。4K(対応)テレビは2万5000台、薄型テレビ全体に占める割合は6.5%となった。
BDレコーダ/プレーヤは前年比23.6%減の16万5000台となった。その内訳は、BDレコーダが12万台、BDプレーヤが4万5000台であった。DVDビデオは前年比19.5%減の6万1000台となった。デジタルビデオカメラは同13.1%減の8万7000台となった。
ラジオ受信機は前年比14.1%増の1万17000台と6ヶ月ぶりのプラスとなった。ICレコーダは同38.9%減の6万7000台と11ヶ月連続でマイナスとなった。ステレオセットは同13.8%減の3万1000台と3ヶ月連続でマイナスとなった。スピーカシステムは同30.6%減の2万5000台(と7ヶ月連続でマイナスとなった。
カーCDプレーヤは前年比14.4%減の22万2000台と10ヶ月連続でマイナスとなった。カーDVDは同11.6%減の1万8000台と2ヶ月連続でマイナスとなった。カーナビゲーションシステムは同19.4%減の41万7000台と9ヶ月連続でマイナスとなった。ソース別構成比は、フラッシュメモリが92.8%、HDDタイプが7.1%、CD/DVD-ROMタイプが0.04%であった。ETC車載ユニットは前年比29.1%減の%23万7000台と9ヶ月連続でマイナスとなった。 (編集担当:慶尾六郎)