【銘柄フラッシュ】ユーグレナが急伸し新規上場のシリコンスタジオはストップ高
2015年2月23日 16:11
23日は、このところ上げに弾みがついた印象のファナック <6954> が朝方までの6日連続上場来高値のあと反落して大引けは2.8%安となり、やはり前場は8日続けて取引時間中の上値を上げてきた三井住友フィナンシャルグループ <8316> も大引けは1.5%安、やはり前場は8日続けて取引時間中の上値を上げた野村ホールディングス <8604> も0.3%安と、先駆した主力株には一服感が広がりました。
一方、フォスター電機 <6794> は3.0%高の高値更新となり、アルプス電気 <6770> も2.2%高の高値更新など、米アップル社が4月にも発売するとされる腕時計型の情報端末に関連する銘柄には強い動きがあり、ユーグレナ <2931> は米石油大手シェブロングループとのバイオ燃料事業を好感して12.5%高となり、売買代金はソフトバンク <9984> を上回る活況、また、雪国まいたけ <1378> (東2)は米投資ファンドのべイン・キャピタルによるTOB(株式の公開買い付け)を発表し36.2%高の急伸。また、東証1部昇格とこれにともなう記念配当の学究社 <9769> (JQS)は10.5%高となり、アクロディア <3823> (東マ)は前週月曜日に配信のゲームが一部のマニアサイトで人気上位とされて20.4%高のストップ高。
本日新規上場となったシリコンスタジオ <3907> (東マ)はスクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> の「ガンスリンガーストラトス」、マーベラス <7844> の「ヴァルハラナイツ3 GOLD」などのゲーム向けにミドルウエア(基盤ソフト)を提供するなど実績の豊富なゲーム関連会社で、後場、13時16分に公開価格4900円に対し72.01倍の9900円で初値がつき、高値はストップ高の1万1400円、終値もストップ高の1万1400円となりました。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)