【今日の言葉】海の監視関連銘柄が注目

2015年2月23日 13:07

■与那国島の住民投票は戸締り強化に賛成

 日本最西端の島・与那国島で自衛隊駐屯をめぐる住民投票が22日(日)行われ、賛成が約57.7%と反対の約40.6%を上回った。沿岸諸島の監視を目的に大型レーダの設置と150人規模の隊員が配備される計画。

 緊張の高い周辺だけに基地が設置されると真っ先に狙われるという地域の方の心配は分かる。一方で、緊張があるからこそ、「戸締り」をきっちりやらなければいけないことも事実。

 かつてなら日本の田舎では戸締り無しで過ごしたものだが、残念ながら今では、ゆったりした田舎といえど油断できない世となっている。むろん、都会で戸締りナシでは生命の危険に晒させる。

 過剰防衛は問題だが、戸締りをきっちりとやることは侵入者を躊躇させるはずである。

 約3万4000Kmといわれる日本の海岸線の長さ。無防備というわけにはいかない。過去の人質事件等に照らしても、これまで海の戸締りは万全とはいえなかった。まだまだ、これから頑丈な施錠が必要のように思われる。

 マーケットでは防衛に関連した銘柄が注目されるものとみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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