ALSOK、資金効率を向上させる売上管理マシーン「入出金機オンラインシステム」を販売開始
2015年2月23日 11:53
ALSOKは20日、今年3月から一般法人向けに、店舗で利用する釣銭を出金・両替し、売上金を銀行へ持ち込むことなく入金できる新たな現金管理システム「入出金機オンラインシステム」の販売を開始すると発表した。
同システムは、店舗の開店前に入出金機からレジに必要な金種を出金し、開店中に不足した金種を両替することができる。また、閉店後に売上金を投入すると銀行の翌営業日に利用者の口座へ入金することが可能となる。
このように、現金を入出金機から出金し店舗内で回転させることができるため、必要最低限の釣銭を準備すれば店舗運営が可能となり、利用者の資金効率を飛躍的に向上させる効果が期待できる。さらに「小口出金」機能により、店舗の会計責任者が不在の場合でも、出納管理が行なえるようになった。
入出金機内に収納された現金はALSOKが補償するので、盗難リスクや店舗外に多額の現金を持ち出すリスクを軽減することができる。また、店舗責任者と利用者の使用を区分できるので、従業員の不正防止を図り、利用者に店舗内外の安心と安全を提供する。
同社は、従来から銀行へ入金できるシステムを構築してきたが、今回、新たに機能を追加したことにより、業種・業態に限定されず多様な現金管理の用途に対応することが可能となり、利用者のあらゆる要望に対応できるようになった。
なお本機は、3月3日から東京ビッグサイトで開催される「SECURITY SHOW」に出展する予定。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る)