VAIO、新会社としてゼロから開発した2ラインの新パソコン発表

2015年2月17日 14:54

 VAIOは16日、新会社として初めてゼロから開発した2ラインの新パソコンの受注開始、および商品化決定と5月発売を目指すことを発表した。新ラインは、「VAIO Z」と「VAIO Z Canvas」。

 「VAIO Z」の市場想定価格は最小構成価格時で約19万円~(税抜き)、「VAIO Z Canvas」の市場想定価格は、Core i7/8GB Memory/256GB SSDのハードウェア構成の場合で20万円台後半から。「VAIO Z」は同日から受注を開始し、「VAIO Z Canvas」は、5月発売が予定されている。

 「VAIO Z」は、モバイルPCの常識をこえるCPU、専用グラフィックスプロセッサーに匹敵する性能を持つ Irisグラフィックス、通常のSSDより3倍高速なSSDなど、圧倒的なレスポンス(処理能力)を持ちながら、バッテリー駆動時間最長15.5時間を実現。またノートPCの標準的な形状である「クラムシェル形状」の使い勝手はそのままに、タブレットPCとしても使えるマルチフリップ機構を採用している。

 さらに、デジタイザースタイラス(ペン)入力機能、ドキュメントスキャン用の8M CMOSセンサーと併せて、PCの新しいワークスタイルを提案。また、スペック上の数字として現れない本質的な使い勝手やモノとしての品位が追求され、手に触れる部分の質感、剛性の高い安心感のあるボディ、静かで打ちやすいキーボード、フィーリングの良いタッチパッドなど、細部に渡ってこだわり尽して開発されている。

 「VAIO Z Canvas」は、パソコンを使用するクリエイターをデスクから解放し、第2の場所でもプロレベルの創作を可能にすることを目指した。実際に使用する人の意見を反映して開発されたユニークなスタンド機構、ワイヤレスキーボード、なめらかなペン入力、Adobe RGB95%カバーの独自開発の液晶など、創作活動に適した実践的な機能を搭載するモデルである。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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