【銘柄フラッシュ】ピクセラやモブキャストが急伸し大手銀行株も高い
2015年2月16日 16:12
16日は、今夜のNY市場が休場のため模様ながめ気分はあり、前場高かったトヨタ自動車 <7203> が後場寄り後に一時前日比マイナス圏に軟化したが、大引けは0.3%高と堅調転換するなど全体に底堅い相場となった。ファナック <6954> は大規模投資の報道もあって3.4%高となり、2日ぶりに高値を更新し、大手銀行株も強く、債券利回り上昇による運用環境好転や株高による含み益などが言われ、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> は3.1%高となり8日続伸の高値更新となった。
好決算銘柄への買いも根強く、オープンハウス <3288> は13日に発表の第1四半期決算と自社株買いなどが好感されて一時ストップ高となり、大引けも17.9%高で東証1部の値上がり率1位。同日に第3四半期決算を発表した関東電化工業 <4047> は16.7%ストップ高となり東証1部の値上がり率2位。
第1四半期決算を13日に発表したピクセラ <6731> (東2)は朝方からストップ高のまま31.5%高、同日に第3四半期を発表したトレックス・セミコンダクター <6616> (JQS)も朝方からストップ高のまま14.8%高、同じく12月決算を発表したネットワークバリューコンポネンツ <3394> (東マ)は買い気配のまま大引けになって売買が成立し17.1%ストップ高、10日に第3四半期決算を発表したネプロジャパン <9421> (JQS)は21.6%ストップ高。
共同ピーアール <2436> (JQS)は2月12日に発表予定の12月決算に期待とされて17.1%ストップ高、モブキャスト <3664> (東マ)は12日に発表した12月決算を連日好感して26.2%高となり大幅続伸となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)