政治から読み解く【経済と日本株】:阿部知子氏「欧州と露の対立回避の為の必死の努力」
2015年2月13日 14:14
*14:14JST 政治から読み解く【経済と日本株】:阿部知子氏「欧州と露の対立回避の為の必死の努力」
衆議院議員の阿部知子氏が「ワイツゼッカー氏に続くドイツのメルケル首相は、オランド仏大統領共々、徹夜でロシアとウクライナの停戦合意を得る為の交渉成立を図る。ヨーロッパとロシアの対立回避の為の必死の努力である。安倍総理の所信表明、中国や韓国への言及はほんの数行、そして対話の扉は常にオープンだと繰り返すばかり。」とツイートしている。
昨夜、「ウクライナ停戦合意」というニュースが速報で流れたが、十数時間に渡る交渉の結果たどり着いた割りには市場へのインパクトは欠ける格好となっている。これは、停戦合意自体が2回目で、今回の停戦合意における境界線は未確定で、様々な難題は先送りとなったことなどが影響したもよう。
参加した4カ国首脳(独仏露宇)による共同記者会見が開催されなかったことや、合意文書への署名式も無かったことで、1回目と同じパターンを辿るのではないかとの声は多い。今後、定期的な協議を行うことで継続的な和平の道を探るとのことだが、ウクライナ通貨は最安値を更新するなど市場の目はシビアな様子だ。《MT》