ホンダ、6人乗りハイブリッドワゴン「ジェイド」を発売
2015年2月12日 18:41
本田技研工業(ホンダ)は12日、ハイブリッド方式の6人乗りワゴン「JADE(ジェイド)」を13日から発売すると発表した。
車名のジェイドは。英語で「翡翠(ひすい)」を意味し、宝石のような美しさと不変の価値を持つ新しい時代のニーズに応えるクルマを創造するという想いを込めたという。
外観は、前面にグリルとヘッドライトを横基調で結んだホンダ車のアイデンティティ「ソリッド・ウイング・フェース」を採用した。後部はリアウインドウと連続性のある処理とした。
全高を1530mmとし、立体駐車場に対応。ダブルウィッシュボーンサスペンションにより低床化し、リアサスペンションのアッパーアームを湾曲させることで、3列目シートの床下をフラットにしたという。
また、同社のハイブリッド車では初めて、ハイブリッドシステム「IPU(インテリジェントパワーユニット)」をセンターコンソール部分に設置し、3列目シートと荷室の空間を確保したという。また、2列目シートには、後輪のホイールハウスを避けて斜め後方にスライドする「Vスライドキャプテンシート」を採用した。
動力は、クロスオーバーのヴェゼルハイブリッドなどと同じ直列4気筒1.5L直噴エンジンとモーターを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」を採用。JC08モード燃費は24.2~25.0km/L。グレードは、「HYBRID」と「HYBRID X」の2種類。駆動方式は前輪駆動(FF)。トランスミッションは7速DCT。価格は272~292万円。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)