SME、プロの音楽クリエイターやアーティストを養成する実践講座を開講

2015年2月8日 21:46

 ソニー・ミュージックエンタテインメントは6日、プロの音楽クリエイターやアーティストを目指す次世代の音楽人を養成する実践講座「ソニアカ・ミュージック・マスター」5コースと、ウェブを通して初心者から上級者までボーカルのスキルアップができる「ソニアカ・ウェブ・トレーニング」を2015年4月より順次開講すると発表した。

 同社は2014年9月、50プログラム以上の音楽講座を擁する「ソニー・アカデミー(通称ソニアカ)」を3日間にわたって開催し、その好反響から今回の講座開講に至った。

 「ソニアカ・ミュージック・マスター」では、その中でも関心が高かった、作詞、作曲、ボーカル、アレンジ、レコーディングテクニックの5つのコースを、それぞれ全10回の講座として4月より開催する。会場はソニーミュージック乃木坂ビルを予定。講師陣には第一線で活躍するプロデューサー、音楽クリエイター、レコーディングエンジニア、トレーナーを迎え、講座を通して制作する受講者の各種作品はソニーミュージック所属のアーティスト作品向けとしてソニーミュージックの現役プロデューサーが審査を行う。

 講座を受講しながら、クリエイター、そしてアーティスト・オーディションも兼ねた画期的な講座スタイルとなっている。コース終了後、特に優秀な受講者はソニーミュージック認定クリエイターとして登録し、その後の音楽活動をサポートしていくという。

 「ソニアカ・ウェブ・トレーニング」は、初心者からプロデビューを目指す人まで自分のペースで手軽にボーカルのスキルアップができるウェブプログラム。発声の基本はもちろん、リズム、滑舌、表現力などのボイストレーニングのほか、カラオケで高得点を狙いたい人へ向けたプログラムなど、エンタテイメントに満ちたコンテンツを配信していく。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

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