香港:ハンセンは7月に天井、自動車など有望視=CLSA風水レポート

2015年2月6日 13:31


*13:33JST 香港:ハンセンは7月に天井、自動車など有望視=CLSA風水レポート
中信証券(6030/HK)傘下で香港拠点の証券会社CLSAは5日、毎年恒例の「風水インデックスリポート」を発表し、今年はハンセン指数が7月に天井を付けるとの見通しを示した。セクター別では、自動車や電子などが有望と分析している。
CLSAが毎年春節(旧正月)前に発表する同リポートは、風水術に基づいたもの。旧暦2015年(15年2月-16年1月)の香港株相場について、ハンセン指数は7月に向けて上昇基調が続くと予測した。その後調整局面に入るものの、9月にいったん底打ちし、年末にかけてはほぼ横ばい推移が続くとみている。年間を通じては、若干の上昇が見込めるとした。
また、旧暦2015年は五行説で「木羊(乙未:きのとひつじ)」の年に当たるとし、今年は「火」属性と「金」属性の銘柄に期待できると指摘した。具体的には、自動車、電子、貴金属、ホテル、石油・ガス、不動産、小売りなどを有望視している。
「風水インデックスリポート」が発表されるのは今回で21回目。風水が広く信じられている香港では、個人投資家などの間で注目度の高いリポートとされる。1992年には、ハンセン指数の7つの主な転換点をすべて的中させて話題を集めた。

【亜州IR】《ZN》

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