LINEとカカクコム、店舗サービスで提携 「LINE@」と「食べログ」を連携
2015年2月6日 12:46
LINEとカカクコムの両社は5日、店舗向けサービスの提供を推進するために業務提携を締結したと発表した。
両社は、ともに店舗向けサービスを展開。LINEは、「LINE@」で飲食・アパレル・美容・宿泊施設などの実店舗を対象に、ユーザーと店舗をつなぎ店舗の販売促進をサポートするサービスを展開し、アカウント開設数13万件を突破している。一方、カカクコムは、「食べログ」でクチコミなどから、レストランランキングを提供するサービスを提供し、掲載レストラン数は約80万件、月間利用者数は6,369万人をこえる国内最大級のグルメサイトである。
今回、店舗とユーザーの利便性と接点の向上のため、両社は業務提携を締結し、その第一弾として「LINE@」の店舗ページと「食べログ」店舗ページの相互連携を開始する。
これにより、「食べログ」が提供する有償サービスを契約した店舗が、「LINE@」にも加入すると、「食べログ」掲載ページに「LINE@」の友だち追加ボタンが掲載できる。また、「LINE@」店舗ページにも「食べログ」店舗ページへ移動するアイコンが表示され、双方の店舗ページでの連携が可能となる。サービス提供開始時期は2月下旬が予定されている。
店舗には、認知拡大による新規来店促進、およびユーザーが「LINE@」で店舗のアカウントを追加することで、初回来店後も継続的な情報発信が可能となり、再来店促進が期待できるメリットが生じる。
今後は、LINEユーザーが食べログ会員向けサービスを簡単に使用できるようになるLINEログインでの連携や、店舗への予約電話を無料、または大幅に安くできるLINE電話との連携が検討されている。（記事：阪木朱玲・記事一覧を見る）