オリンパス、スマホで操作できる一眼画質カメラ 「OLYMPUS AIR A01」を発売
2015年2月6日 11:28
オリンパスイメージングは5日、一眼画質とスマートフォンでの操作を融合させ、アプリで新たな写真表現を楽しむカメラ「OLYMPUS AIR A01」を3月6日より発売すると発表した。販売は同社オンラインショップ(http://shop.olympus-imaging.jp/)限定。
「OLYMPUS AIR」は連動したスマートフォンによる直感的な操作で、撮影から画像の加工、SNSへのアップまでを行なえる新しいコンセプトのカメラ。従来、クリエイティブな写真を撮るには、撮影の知識や複雑なカメラ設定が必要だったが、同製品では、難しかった撮影設定はスマートフォンアプリが解決し、スマートフォンの操作だけで、思い通りの写真が撮影できる。
主な特長は、以下の4つだ。
1.撮影の楽しみを広げる個性的な8種類のアプリが登場、2.マイクロフォーサーズ規格の一眼画質、レンズ交換により広角、望遠、マクロも自在。3.本体重量147gでスマートフォンとの組み合わせによる自由度の高い撮影スタイル。4.ガイド機能による簡単な初期設定。撮影時にもアプリを立ち上げるだけの高速起動。
「OLYMPUS AIR」は基本アプリ「OA.Central」でスマートフォンとつなぐ。 接続のための準備や、Bluetooth、Wi-Fiの設定までの流れをサポートするほか、ストアまで誘導し撮影に使用できる8種類のアプリが入手できる。
8種類のアプリは、1回の撮影で6パターンの写真が楽しめる「OA.Genius」、14種類のアートフィルターと9種類のアートエフェクトの組み合わせを楽しめる「OA.ArtFilter」、色彩や彩度、明るさを細かいレベルで自在にコントロールできる 「OA.ColorCreator」、シャッタースピードや絞りを自在にコントロールし、写真表現の幅を広げる「OA.ModeDial」、スマートフォンの直感的な操作でショートムービー「Clips」を作成するアプリ「OA.Clips」など。
価格は「OLYMPUS AIR A01ボディー」 (ホワイト/ブラック)が3万6,504円。「OLYMPUS AIR A01 14-42mm EZレンズキット」
ボディー(ホワイト/ブラック) +「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」が5万3,784円。
なおこの商品は、「オープンプラットフォーム・カメラ」として、SDKや3DデータをWebサイト上で公開し、デベロッパー・クリエーター・ユーザーと共に新しい映像、写真体験の実現に向けてプロジェクトを進め、各種のアプリケーション、アクセサリーの登場を促進するという。(記事:町田光・記事一覧を見る)