サイバー攻撃とインサイダー取引の組み合わせで利益を得るサイバー犯罪組織
2015年2月3日 12:26
あるAnonymous Coward 曰く、 サイバー攻撃が株式市場でも問題となっているそうだ。米セキュリティ会社によれば、欧米の上場企業にサイバー攻撃を仕掛け、不正に入手したインサイダー情報を基に株取引をして利益を得ている犯罪グループの存在が確認されたという(ITmedia)。
攻撃は2013年中旬から始まり、欧米の100社以上が狙われた。標的はヘルスケアや製薬関連会社がほとんど。これらの業界は新薬開発や臨床試験結果、法規制などに応じて株価が大きく変動するためだと分析されている。日本では法整備が追いついていないことから、犯行が発覚しても摘発がスムーズにいくかは不透明だという。
スラッシュドットのコメントを読む | セキュリティセクション | 犯罪 | セキュリティ | お金
関連ストーリー:
東京電機大がAIを使ったセキュリティシステムを開発、攻撃システムも 2015年01月22日
米国防総省、サイバー部隊の人員を3倍に増員 2015年01月09日
Mt. Gox社のビットコイン消失事件、その99%はサイバー攻撃ではなく不正操作が原因? 2015年01月03日
ドイツの鉄鋼工場、サイバー攻撃により生産設備が破壊される事態に 2014年12月26日