三菱東京UFJ、IBMの人工知能「Watson」と関連技術を接客・問い合わせ対応などに活用

2015年2月3日 14:33

 三菱東京 UFJは2日、米IBMが提供する人工知能「Watson」と関連技術の活用について合意したと発表した。Webサイト、コールセンター、店舗等における接客等に活用する。

  Watsonとは米IBMが開発した、複雑な質問や会話等を理解・学習し、予測することができるコグニティブ・システム。三菱東京UFJ は、従来から人工知能を活用した要素技術の研究(音声テキスト化、マイニング分析、画像解析、自動応答等)を進めるとともに、IBMとWatsonの金融業務への適用方法について検討を重ねてきた。

 今回の取り組みを通じて同行は、オムニチャネルの実現に向け、Webサイト、コールセンター、店舗等における「お客さまからのお問合せへの対応」や「行員の業務支援」等にICTを活用し、顧客サービス向上を図るという。

 また、将来的には、IBMとWatsonの更なる活用領域として、「資産管理や財務アドバイス」、「コンプライアンス等の内部管理」等の分野でも検討を深め、様々な分野で金融サービスの革新を目指すという。(記事:町田光・記事一覧を見る

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