米国1月ISM製造業景況指数=国内総生産(GDP)+3.3%

2015年2月3日 10:29


*10:29JST 米国1月ISM製造業景況指数=国内総生産(GDP)+3.3%
全米供給管理協会(ISM)が発表した1月ISM製造業景況指数は53.5となり、市場予想の54.5を下回り12月の55.1から低下して、昨年1月以降1年ぶりの低水準となった。

全米供給管理協会(ISM)によると、ISM製造業景況指数53.5は、国内総生産(GDP)に換算した場合、+3.3%となる模様で、2014年10-12月期の国内総生産(GDP)(前期比年率+2.6%)からは回復基調にあることになる。

しかしながら、ニューヨーク・ダウの「1月効果」では、2015年は下落トレンドの可能性が80%となっており、「スーパーボウル指標」でも、AFC覇者のペイトリオッツが優勝したことで、下落確率が81%程度となっており、警戒感が高まりつつある。

リスクシナリオは、ギリシャやロシアのデフォルト(債務不履行)懸念、そして、中東への米国の関与などを警戒することになる。《MY》

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