NEC、店舗などでの利用に最適なLTE通信機能内蔵の無線・VPNルーターを発売

2015年2月2日 22:15

 NECは2日、店舗やオフィスのネットワークインフラ構築に最適な無線LANアクセスポイント内蔵ワイヤレスVPNルーター「UNIVERGE WA2611-AP」と「UNIVERGE WA2610-AP」の2機種の発売を発表した。

 「UNIVERGE WA2611-AP」は、スマートフォンやタブレットなどの通信で利用する携帯電話通信規格のひとつLTE通信機能を内蔵することで、ノートパソコンやスマートフォンやタブレットなどのスマートデバイス、および無線対応したPOSレジなどの業務用端末やノートパソコンまでを同機種1台で、モバイルからのアクセスとLAN側での無線・有線アクセスを実現する。本体価格は12万円(税抜)。

 LTE通信はNTTドコモに対応。LTE回線用の屋外防水対応延長アンテナとして、2.5m(税抜1万8000円)と5.0m(税抜2万円)が別売オプション品として用意されている。

 「UNIVERGE WA2610-AP」は、「UNIVERGE WA2611-AP」のLTE通信機能のないモデルで、本体価格は8万5000円(税抜)。2機種とも無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/acに対応、出荷開始は3月16日からとなっている。

 なお、同社がMVNOとして提供するモバイル回線サービス「モバイルクラウド」とセットで購入すると、ルーターとモバイル回線の手配から導入後のサポートまで、一本化することができモバイル回線の導入をスムーズに行える。「モバイルクラウド」では、ユーザーの用途や通信量に応じて、データ通信用SIMカードタイプで月額1,000円からさまざまな料金プランが用意されており、そのなかから選択できる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

関連記事

最新記事