イエレンFRB議長のインサイダー疑惑?

2015年1月30日 10:49


*10:50JST イエレンFRB議長のインサイダー疑惑?
27-28日の連邦公開市場委員会(FOMC)では、景気認識を上方修正する一方、利上げ決定に際して国際情勢を考慮することが明記された。
FOMC声明で、「国際情勢」という文言が登場したのは初めてのことであり、今後、解釈を巡って市場関係者を悩ますことになる。

29日にイエレンFRB議長は、上院の民主党議員らとの昼食会に出席し、米経済について強気の見方を示した。そして、「米国連邦準備理事会(FRB)は、即座に利上げには踏み切らない(no rate increase immediately)」と述べた、と報じられている。

シューマー上院議員は、「議長のメッセージは、経済は改善しているが、雇用創出の面ではまだ道半ばだ、というものだった。即座に利上げしないのは、そのためだろう」と述べている。
市場では、シューマー上院議員が「即座に利上げしない」という発言を伝える前に、ニューヨーク・ダウが上昇していることで、昼食会に参加していた上院議員の関係者が購入したのではないか、との疑惑が囁かれている。《MY》

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